招待状は「いつ送るか」で迷いやすい。早すぎても予定が立たないし、遅いと返信が間に合わない。
先に結論を置く。起点は発送日ではなく、返信期限。 ここが挙式の約1ヶ月前に決まっていて(※1)、そこから逆にたどると、発送も準備開始も自動的に決まる。
このページは、その逆算の順番を一枚にした。
逆算の順番
| 時期 | やること | なぜその時期か |
|---|---|---|
| 4ヶ月前 | 招待状を選ぶ/住所を集める/文面を決める | 発送までに、この3つが揃っている必要がある |
| 2〜3ヶ月前 | 発送 | 返信期限から3週間〜1ヶ月さかのぼった日 |
| 1ヶ月前 | 返信期限 | ここが起点。席次表はここから始まる |
| 1ヶ月前→2週間前 | 席次表・席札の作成 | 出欠が確定しないと作れない |
| 2週間前 | 入稿 | 印刷は3〜10日 |
(※1・※2)
上から順に決めていくのではなく、真ん中の「返信期限」から上下に広がると考えると分かりやすい。
なぜ返信期限が起点なのか
席次表と席札は、誰が来るか決まらないと作れない(※2)。
座席も肩書きも、出欠が確定してはじめて決まる。だから返信期限が動くと、そのあとの工程が全部動く。
印刷会社の案内でも、返信を確認してから席次表・席札を購入するという順番になっている(※2)。
⚠️ 席次表を先に作っておく、ということができない。順番が動かせないのは、準備の中でここだけ。
印刷は3〜10日で終わる
印刷そのものは、思ったより早く終わる。
| 会社 | 納期 |
|---|---|
| PIARY(印刷込キット) | 印刷申込から最短3日 |
| PIARY(手作りキット) | 注文から1週間ほど |
| ファルベ | 通常10日/特急オプションで5日 |
(※2)
印刷は3〜10日。 返信が揃う1ヶ月前から作り始めれば、2週間前の入稿で間に合う。
発送はいつか
発送は挙式の2〜3ヶ月前(※1)。
返信期限(1ヶ月前)から3週間〜1ヶ月さかのぼると、この範囲に入る。ゲストが予定を確認して返信するのに、それくらいの時間がかかる。
⚠️ 早く送りすぎると、かえって返信が遅くなることがある。先の予定は決めにくいので、手元に置かれたまま忘れられやすい。
日柄を気にするなら
慣習として、発送は大安、返信期限は大安か友引に設定することが多い(※1)。
気にする人と気にしない人がいるので、どちらでもよい。ただ、親族に気にする方がいる場合は、先に確認しておくと後の話が早い。
⚠️ 大安は月に数日しかない。日柄で決めるなら、カレンダーを見て先に日を押さえる。
4ヶ月前に始めるもの
発送の2ヶ月前から準備が始まる。やることは3つ。
| やること | つまずきやすいところ |
|---|---|
| 招待状を選ぶ | デザインと部数を決める。予備を含めて注文する |
| 住所を集める | ここがいちばん時間がかかる。相手に連絡して聞く工程が入る |
| 文面を決める | 差出人を誰にするか(ふたり/両家)で文面が変わる |
住所集めを甘く見ないほうがいい。招待客数の全国平均は52.0人(※3)。この人数分の住所を、聞いて、確認して、書き写す。
WEBにすると、送る時期が変わる
WEB招待状を選ぶと、住所集め・印刷・投函の3工程が消える。紙の準備でいちばん時間を取るところなので、助走が短くて済む。
| 準備開始 | 発送 | |
|---|---|---|
| 紙 | 4ヶ月前 | 3ヶ月前 |
| WEB | 住所集めが要らない | 2ヶ月前でも間に合う |
準備が押している場合、ここで1ヶ月ぶんの余裕が生まれる。
⚠️ 返信期限(1ヶ月前)は動かない。席次表も引き出物の数も、返信が揃わないと確定しない。紙でもWEBでも同じ。
費用や事前決済、会場への持ち込みといった中身は、時期とは別の話になる。
どこを使うか
3社は競合していない。 デザインの方向性と、想定している式の形が違う。登録だけなら費用はかからないので、見比べてから決められる。
つまずきやすいところ
返信が揃わない
期限を過ぎても返ってこない人は出る。返信期限を1ヶ月前に置くのは、この分の余白でもある。
期限を挙式の直前に寄せると、この余白が無くなる。
予備を注文していない
書き損じ、追加の招待、住所の間違い。部数ぴったりで注文すると、足りなくなったときに追加の納期がかかる。
差出人を決めていない
ふたりの名前で出すか、両家の親の名前で出すか。これで文面が変わるので、印刷を頼む前に決める必要がある。
⚠️ 家によって考え方が違う部分。もめると印刷が止まるので、早めに話しておきたい。
席次表を先に作ろうとする
作れない。返信が揃うまで待つしかない。待っている間にできるのは、席次表の「デザインを選ぶ」ところまで。
残りの期間で、何が間に合うか
招待状は、返信期限から逆算すれば順番が決まる。ただ、準備には始める時期を逃すと選べなくなるものもある。
残り月数を入れると、いま動かせるものだけを並べたカレンダーが出る。
全体の流れはこちら。
出典
すべて 2026年8月18日確認。
- ※1 発送・返信期限・準備開始の時期/日柄の慣習:
PIARY公式「ペーパーアイテム作成スケジュール」および複数のブライダル情報サイトで突き合わせ - ※2 印刷納期/席次表は出欠確定後という順序:PIARY公式/ファルベ公式
- ※3 招待客人数の平均52.0人:株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」
(2024年10月25日発表/全国〈沖縄県を除く〉/集計サンプル3,656人)
納期と料金は変わるため、申し込み前に各社の公式で確認を。